マネーに関する洋画 マネー・ショート 華麗なる大逆転
The Big Short
マネー・ショート 華麗なる大逆転の英語タイトルは「The Big Short」この場合の英語のShortの意味は、「Short Selling」からきており、すなわち「空売り」という意味になります。あるモノを所有せずに、将来的にはそのモノを売る約束のことを「空売り」と言います。
ストーリーは、マイケルという名前の株トレーダーが、あることに気づくところから始まる。格付けの高い商品が少しずつな下がりしていることに気づいたマイケルは、サブプライム住宅ローンが債務不覆行になると予想。しかし誰も彼の意見に対して、真剣に耳を傾けるものはいなかった。
Official HP(http://www.moneyshort.jp/about/)
実際にあった話、存在した人物をもとに物語は進む
『マネー・ショート 華麗なる大逆転』 アカデミー賞ノミネート予告(90秒)
マイケルの予測が正しいと気づいた他3人(計4人)の銀行家たちが、どのように大逆転に持って行けたのかという話。
サブプライム住宅ローンが債務不覆行になる、と予測のできた4人は「CDS(Credit Default Swap)」と呼ばれる保険に投資をし始めます。
サブプライム住宅ローンとは?
アメリカ国内では、低所得者のためにサブプライムローンというローンを組めます。2000年以前に、低所得者が土地(賃貸)を少ない所得でも借りることができたため、低所得者層がこぞって家を購入(または賃貸)し始めました。というのも、その土地では近い将来地価が上がるという見込みがあったため、安いうちに購入しておいて価値が上がれば手放そうといった考えを持っている人が多くいた、というのが事実です。
そして、この低所得者向けのローンのもう一つの特徴がありました。万が一家賃を払えなくなってしまった場合には、その土地(家)を手放せば借金をすることなく、なにもかもチャラにしてくれる、といった特徴があるため、低所得者にとってはまさに最高のローンだったと言えます。
そして、今回のケースでは、地価が上がるであろうと予想されていた商品が少しずつではあるモノの、低迷してきていたので、多くの人がその土地を手放しはじめ(または、家賃を支払わないようになる)貸している側の銀行は家賃収入を得ることなく、ローン債務不覆行ということに至ったのです。
CDS(Credit Default Swap)とは?
CDSは、サブプライムローンで巨額の負債を負ったときに保証してくれる保険金融商品のことです。この映画の中でも、サブプライムローンで巨額の負債を負うことになると予想した4人の銀行マンたちが必死にCDSへの投資が必要であることを訴え続けていました。
この映画はウルフ・オブ・ウォールストリートに似ている
もし、ウルフ・オブ・ウォールストリートを見たことがある人がいたら、ちょっと似ているかもしれない、と感じるかもしれません。
内容が金融系であるということが似ている理由の一つですね。ただ、この映画はよりリアルに近く作られているため、その点に関してはこの映画の方が具体的な内容が含まれていて、大人にとっては面白いかもしれないですね。
次回はおススメ邦画についてでも書こうと考えています。(最近ブログ内容がまとまってないwww)
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おまけ
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— たかだ@けたたましく動くクマ (@takadabear) May 24, 2017
面白かったのでこれもアップしときます😍✨