男子には理解不能な映画 (500) Days of Summer
今夜も全く眠れない。そんなときは、映画鑑賞。
どうも、アメリカ留学中のせんべい🍘です。
最近、全く眠れません。寝ても、嫌な夢しか見ない。そういう時は、気晴らしに映画を見ることが多いです。
そんな私が人生で一番見た映画が
(500) Days of Summer
正直、この映画に出会うまで、それほど真剣に映画を観るということがなかった。この映画は、是非多くの人たちに観続けてもらいたい作品。(←どこからの目線で言うとんねん笑)
まあ、洋画は英語の勉強にもなるしね。 英語と言えば、さっきの英語でのさよならの伝え方の記事どうでしたかね?またお時間あるときにチェックしてみてください。
ここから以降、ある程度のネタバレは覚悟してください。(。-人-。) ソーリー
あらすじ
登場人物は、主人公のグリーティングカード会社で働く若い男性(トム)、そこに秘書としてやってきた女性(サマー)、そして主人公の周りを取り巻く友達や同僚、家族たち。主人公のトムは一目でサマーに恋します。しかしながら、この映画はいたって普通の恋愛映画ではありません。
トムがサマーに出会い、別れるまでの500日間を時系列関係なく話しが展開していく、という物語です。
主人公トムとサマーの関係性
あるとき、トムは彼の同僚から、社員全員参加のカラオケパーティーに誘われます。一瞬は面倒くさがったものの、サマーも来るということを知るやいなや、すぐさま参加する意気込みを見せるトム。カラオケパーティでは、うまくサマーと話すチャンスをゲットしたトム。そこで、トムの同僚がサマーに「ボーイフレンドはいるのか」と尋ねたところ、サマーはこう返しました。「いないわ。というか、いらない。こんな素敵な街に住んで、若さを楽しむのに、ボーイフレンドなんて必要ないわ。」そして、こう続けます。「それに、恋に落ちるなんて、誰も信じていないと思うし。実際に恋に落ちたことなんてない。」それを聞いたトムは、「じゃあ、もしも恋に落ちたらどうなる?」その質問に対するサマーの返答は「そんなのありえない。」
カラオケパーティの帰り際に、酔った同僚が茶化してトムが実はサマーのことがすきだと伝えてしまう。しかし、そのときトムがサマーに伝えたのは「友達としての」好きだった。
数日後、二人は会社のコピー室でばったり再開。お互いに軽い挨拶をする。すると突然、サマーがトムにキスをする。トムの頭はもう真っ白。
そこからデートを重ねる二人であったが、、、、
サマーは一向にトムをボーイフレンドと呼ぶことはなく、トムもそんなサマーに嫌気がさしていく。
✓この映画の不思議な点
時系列での話の展開ではないものの、最終的にはスッキリと話がまとまってくる。
初見では、おそらく完璧に理解できない。観る回数を重ねていくうちに、いくつもの発見をする。
まるでもう一人の第三者の誰かが彼らの人生を見ているような撮影方法。
トムとサマー。この二人のストーリーはまるで、アメリカ版イニシエーションラブのよう。(ミステリー作品ではないけれども)
✓面白いと感じる点
・この映画の結末で、彼女の名前が故意的にSummerだとつけられたのかが判明する。
・年代、恋愛経験(人生経験)の多さ、性別によっては、180度見方が変わる映画。なので、最悪の映画だと答える人もいるし、最高の映画だと答える人もいる。両極端な感想を生み出してしまう映画。
Official Trailer for "(500) Days of Summer"
まとめ
要するに、この映画を見ている人たちに伝えたかったのは、現実世界では空想で作られた映画のような恋物語は存在しないっていうことを伝えたかったんだろう。最後に、主人公は絶望的な振られ方をしてしまうけれど、傷つくことで学ぶ恋もあるんだろうな。空想と現実。お互いに出会えたことは運命なんだと、その人に思わせることがキーポイントなんだろうな、この映画では。
運命的な出会いも、それはただただ偶然でしかない。
サマーは運命なんて信じないと言っていたけれど、最終的には運命的な巡り合いもあるって言っていたトムが正しかったと彼に伝えている。
ということは、彼女と巡り合えたことが運命だと思わせられるような男性にサマーは巡り合えたんだろう。それが、ただトムではなかっただけ、、、
映画の後半、サマーはトムにこう伝えます。
We were not meant to be.
わたしたち、運命の相手じゃなかったのよね。
そういうことなんですよね~。
この映画は、なかなか見ててつらい部分もあるけど、よくある恋愛映画なんかよりは、学ぶことが多い映画です。
今回は、ちょっと脱線した記事でした。
ではでは、また次回。
おわり。
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このフォントだと、段落の切り替えがおかしくなってしまう。
何とか次回までに調整したい。